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若 者 自 立 塾       取材日2007年3月12日  

  

聞き慣れない名前の塾ですが、文字通り、若者の自立を支援する目的でつくられました。久留米市御井町にあり、厚生労働省委託事業として認定を受けています。
どのような塾なのでしょう。若者はどう過ごすのでしょう。概要を見てみることにしました。

 
    
卒塾時の共同制作ポスター


 
上(教室全体の様子)
下左(団らんのスペース)下右(レンジなどと流し台)
  

  
上左(個室)、上右(中庭)



寮母さん植え込みの花々。無農薬の野菜もそばに。

 
寮母さんに送られた卒塾生の寄せ書きより


ニートとひとくくりに呼ばれる若者たち。その呼び方に個性は見えません。ニートとは働かない、学ばない若者、でしょうか。(ここの寮母さんと知り合う機会があり)ちょっと違うのではと思い、訪ねてみました。
塾生が卒塾したばかりということで、建物内は静かでした。でも、教室に展示されたポスター作品などに、いままでここで過ごした若者の空気が残っています。

副塾長の碓井伸介さんに伺いました。
「全寮制で3ヶ月を十数人の仲間と生活します。緩やかだけど規則正しい生活をし、社会に踏み出す一歩のために支援をしています」
「*心のケアを3名のカウンセラーで行っています。*就労の意欲を湧かせるよう、さまざまな業界、業種の紹介や話しをします。*パソコン操作など、仕事の実技体験を取り入れています」
「元気になるためのカリキュラムを心がけ、キャンプなど自然にふれるセラピーイベント、ウオーキングなどを実施しています。卒塾後1年間はフォローを行います。親子が離れて生活することは、互いのためにもいい作用をもたらすようです」

寮の世話は、光安咸尚,政子さんご夫婦。お父さん、お母さんのような存在でありながら、実の親ではない距離感がいいようです。「見守りが基本の接し方と思っています。自分を見失った子たちで、総じてまじめで自分を過小評価しています。話せる友人がいる合宿がいいのでしょうね。寮に入ったときの顔と、卒熟するときの顔が全く違います」
「このままではいかん、と、半歩進むときのエネルギーのために、食事はとりわけ心を込め体にいいものをと心がけています」「卒塾の時にいただいた寄せ書きを大事にしています。その後、元気な姿で寄ってくれるととってもうれしいです。この仕事をしてよかったと思います」

取材を終えて思ったことは、ニートと呼ばれる若者は何かのきっかけで、働けない心の状態になったのではということです。そういう自分を責めたり、家族の気持ちが重くきつかったりという心情なのでしょう。知らない他人の力を借りることも大事ですね。そこから新たな力が湧いてくるのでしょう。新規塾生のみなさんとスタッフの方々にエールを送ります。


 若者自立塾
活動日  3ヶ月クール
(募集2007年4,8,12月)
場所  久留米市御井町打越2018
会費  自己負担金が必要
代表  塾長 岩田 恵美子 さん
連絡先  (0942)35-4970(代)
 メール jiritsu@kusemi.ac.jp 
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