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たくみ・704
薬より、自然治癒力アップ診療
石井文理さん

取材なぜなぜ
自然食の集まりでお会いし、お話しを聞く内に、患者さんへの思いとこだわりを強く感じました。畑作りもなさっている石井先生。診療の特徴とお人柄を取材しました。


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患者さんを大事にするから、代替医療を積極取り入れ。
薬を出さず、食事療法、温冷浴・シップ療法で、自然治癒力アップ!!

石井文理院長のこだわりは、食から診療施設まで。

    愛康医院院長  石井文理先生      



明るく広い待合室

温冷浴、湿布

 石井文理先生インタビュー      
薬漬けになっている患者さんをなんとかしなければ。
病気によっては、10種類上の薬を服用している方が診療に見えます。薬はすぐに止めてしまうわけにはいかない。慎重に、慎重に、時間をかけて少しずつ減らしていきます。時には戻ったりしながら、ですね。薬をなるべく減らして治すことがわたしの使命と思っています。

身体を冷やし、温める。交互にすると体質が中庸に。
身体を温めると身体はアルカリ性になります。冷やすと酸性になります。身体がアルカリ過剰になるとアルカリの病気が出てきます。酸性になるとその病気が出てきます。それを中庸にするには、温冷浴がいいですね。地下水の温度(15〜20度)と42度の浴槽に交互に数回入ることを入院の患者さんに実施しています。家庭でも実践されるといいですよ。
湿布の代表的なものは、七掛温冷湿布です。氷水に浸した布を腹に当てた後、沸騰したお湯に浸した布を当て、これを交互に七回行います。これは局部の痛み、関節炎、痛風、リウマチなどに勧めています。そのほか、症状に合わせて、いもシップ(肩こり、筋肉痛、年差など)、からしシップ(咳、神経痛、疲労回復など)、みそシップ(便秘、発熱、腹痛)を行っています。
 
  
  温水浴室      総ひのきづくりの七掛温冷湿布の部屋とその様子



愛康内科医院の外観

食事療法・断食


患者さんは難病の方が多く、全国から。
診療の基本は、西式健康法。わたしの体験で見違える結果を実感しましたので学び、取り入れて開業しました。初めての方は戸惑われますが、体感し身体が改善するので、体験後人にも勧められるようです。
難病の方が多く見えますが、生活習慣病にお勧めしたいですね。

まず腸内の毒素をとりましょう。
腸内に病気の原因が潜んでいます。入院では断食を取り入れています。それもいきなりではなく、1週間ほどで断食に入り、また通常の食事に戻ります。断食中は水だけの飲食では腸捻転を起こしたりしますので、かんてんを食べていただきます。こうすると、腸がねじれたりというトラブルもなく、空腹感も和らぐのです。それから宿便もとれますよ。
腸内をきれいにすると、それ以降は栄養の吸収がよくなります
。これを、マイナスの栄養学と呼んでいます。
   
   かんてんスープ     りんご食       5分がゆ



先生が実演モデルに


畑仕事中の先生


機具を用いたリハビリテーションもしています。
食事療法、温冷浴などはなかなか自宅ではできない方が多いです。運動もそうですね。やり方を教えたりもしますが、機具を用いた方が簡単で効果的です。
当院では西先生考案の機具を用いています。金魚運動、毛管運動、肩腰掛け運動、足乗せ運動などがあり、全体で15分弱です。

安全な野菜を食べていただきたくて、自家菜園。
建物のそばに畑を作り、わたしが土作りから行い、安全で新鮮な野菜を入院されているみなさんに食べていただいています。朝は必ず新鮮な青汁です。
生ゴミリサイクルの肥料栽培をしていますが、開院当時からですから久留米では早いほうでしょう。足りない野菜は有機栽培の契約農家から取り寄せています。忙しいと草を取る時間が無いですが、わたしの健康のためにも続けていきたいと思っています。


◆ 取材後の感想 ◆

愛康内科医院
院長:石井文理
久留米市南1-27-28


患者さん本意の診療。石井先生のこだわりは強く、熱いものがありました。まず、薬を使わない。どうしても使う場合は漢方薬とのことです。安易に薬を出さないということは、勇気の要る診療ではないでしょうか。それだけ体験と実績をお持ちのことと感じました。
入院患者さんのために新鮮、安全な野菜をと、自ら畑を耕すという医師の話しを聞いたことがありません。石井先生はしかも無農薬で有機栽培。同じような食のこだわりは水にも表れています。いい地下水を求めて120mの井戸を掘られたとのことです。
建物へのこだわりもすばらしい。身体への土地の磁場影響を考え、床下に炭を敷き詰め、壁にも炭を入れるという徹底ぶりです。そのせいでしょうか、院内は病院特有の臭いもありませんし、何か心地よいのです。特に、七掛温冷シップを行う部屋は、天井、床、壁共にひのき板です。森林にいるような「気」をいただくことができそうです。
伝えたいことがたくさんおありなのでしょう、早口の先生ですが、とっても親しみやすく、めがねの奥のやさしい目が印象的でした。


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